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ボローニャ歌劇場が最後に送った日本人へのエール [この頃]

昨日、久しぶりにオペラを観にいきました。
演目はヴェルディの“エルナーニ”。ボローニャ市立歌劇場の公演です。
公演最終日のこの日、ハプニングがあったのは、
舞台が終わりカーテンコールのときでした。
スタンディングオベーション、鳴り止まない拍手の中、
舞台に並んだメインの歌手たちが、手のひらを下に、両手を差し出して
「座れ、座れ」と合図をし始めました。
何だろうと思っていたところ、オーケストラピットの指揮壇のところから突然声が……。
先程まで歌手たちと一緒に舞台にいた指揮者です。
「“ナブッコ”の……合唱を歌います」
実は何を言ったのかよく聞き取れませんでした。
でも“ナブッコ”という単語だけは聞こえて、即、分かりました。
波が引くように、観客のざわめきが消えていき、次々と席につきます。
それと時を同じくして、お馴染みのメロディが流れ始めました。
イタリア第二の国家とも言われる「行け、わが思いよ。黄金の翼に乗って」。
湧き上がる大歓声、拍手。
メインの歌手、そして合唱団のそれはそれは素晴らしいコーラスでした。
今年はイタリア独立150周年。
往時、イタリアの人たちは、この歌に独立への思いを託したと言います。
鼓舞、激励、さまざまな思いを込めてイタリア中で歌われるこの歌を、
被災地への想いとして歌ったボローニャ市立歌劇場の面々。
彼らの気持ちに、心が熱くなりました。
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